[コメント] ロンドン・リバー(2009/英=仏=アルジェリア)
ブレンダ・ブレッシンは誰もが自らの母親を重ねうるような汎母親的造型に成功している。長身痩躯のソティギ・クヤテもよく画面に映える。ただし映画性なるものに固執する限りでは、たとえ作劇の困難を引き受けてでも、ブレッシンは仏語を解さない人物とすべきだった。言外の交感こそを重々撮り切りたい。
(3819695)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。