[コメント] クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜(2018/日)
もうちょっとコンパクトにまとめて欲しかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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カスカベ町を舞台にした外食戦争。実はこのパターンはこれまでにも『嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』(2003)と『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(2013)があり、もはや定番の一つと言っても良いパターンの話である。ただ、これまでの食事を題材にした話はシリーズの中では最も小さな範囲の話になってしまってこぢんまりした感があった。
それを解消しようとしてだろうか?本作はラーメンの話だけでなくカンフーの話を取り入れ、更に秘伝書とか世界規模での話に持って行ったお陰でだいぶ派手になった。
しかしその分とてもとりとめのない話になってしまった。
この作品は当初はしんのすけとカスカベ防衛隊の面々が中心になってるが、メインの話はほぼ中盤で完結してしまう。ただ秘伝書をめぐる争いとなって以降はランの方に移ってしまい、しんのすけ達はほとんど何もすることがなくなってしまって、推移を見守るだけ。
後半は資格がないのに秘伝書を得たランが暴走して、それを止めるためにしんのすけ達が活躍するのだが、そもそも後半になるとしんのすけが活躍する理由がないので、その展開がとにかくグダグダになってしまい、ラストもなし崩し。
全般を通して脚本がお粗末でまとまりに欠ける作品になってしまった。
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