[コメント] 峠を渡る若い風(1961/日)
鈴木清順色は編集の唐突さにしか残らない初期作だが、かき氷のシロップをぶっかけられる和田浩治のシャツに赤青黄のライトが当たる遊びなどもそれっぽい。もっとも、持ち合わせのポジティヴ思考とオールマイティな才能で、頑なな大人たちの事件を解決してゆく和田の、不変の傍観者ぶりは疑問。清順も完全無欠のスーパーマンを気に入っていなかったのではないか。
(水那岐)
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