[コメント] ガルム・ウォーズ(2014/日=カナダ)
最後の最後になってタイトル大写し、という既視感ばりばりの手法。してみるとこれは、全編通じて「予告編」ということか。その割にはあまりワクワクもしないし、期待感よりもマンネリ感が漂うのはいただけない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アクションシーンも今一つだし、キャラクターの描き方も余りに月並み。
せいぜい最後の、巨大ロボットが次々と起動するシーン、そしてその巨大ロボットを迎え打つ軍団のシーンには、ちょっと見るべきものはあるが、まさにその続きを見せるための予告編のような映画で、『アサルトガール』を思い出させる。
あれもオムニバスの『斬』の同名短編が、まるで長めの予告編のようだった。が、それでもそれはせいぜい7、8分くらいだから長めの「予告編」としても納得できるが1時間半を超える映画でそれをやるか?
これならいっそ「前編」「後編」とすべきであった。まあ「後編」にあたる部分が製作できるメドがまだないからそうしなかったのかもしれないが、「前後編」とするのが正々堂々たる態度と言うものではないのか、なあんてことを感じた次第。
もし「後編」というものが出てきて、それが私の好きそうな、巨大ロボットvs機動部隊みたいなものになるのなら見てもいいかなとは思うが、約束はできないなあ。
まあ、見て損したとまでは言わないが、「なーんだ」という気持ちは隠しきれない一本だった。
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