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[コメント] レゴバットマン ザ・ムービー(2017/米)

私は知らなかったが、この映画の随分以前からレゴ✖DCはビデオムービーがいくつも製作されていたので、もうお手のものだと思うが、なかなかスケールの大きな作品でした。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ノリとしては、『シュレック』シリーズに似た印象。「レゴ」というキッズ向けのアイテムを使いながら、対象は、その両親、いや祖父母世代が見ても楽しむ事ができる。80年代洋楽ポップスが流れるのは、正に『シュレック』のノリだ。

キャラクターのDCヒーローや、ヴィランなどは、やっぱり40代以上じゃないと、と思うが、『スーサイドスクワッド』ですっかり有名になった「ハーレイ・クイン」がいるのが嬉しい。今や日本では、バットガールや、キャットウーマン、ワンダーウーマンよりも、有名だ。

DCのヴィラン達が「十把ひとからげ」の雑魚扱いなのに、さらに「大物ヴィラン」として、キングコングや、グレムリン、そしてヴォルデモード(ハリポタ)と、サウロン(指環)が、まさかの競演。20代ぐらいでも楽しめるし、この「ごった煮感」はシュレックに通じる。

でも、圧倒的にシュレックよりも「楽しい映画」です。

バットマンも、ロビンも、アルフレッドも、ジョーカーも、ちゃんと本家の枠に収めた上で、この映画としてのキャラクターの魅力に溢れている。

残念ながら「吹き替え版」だったので、小島よしおが「そんなのカンケーねー」とか言ってるが、それでもよかったです。

(評価:★4)

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