[コメント] 大菩薩峠 第一篇 甲源一刀流の巻(1935/日)
実情は判らないが、133分に亘る長尺映画を77分に再編集するのにはかなりの無理があったのではないか。机龍之助のキャラクターが立ち上がることもなく、また登場人物の行動も首尾一貫していない。自分の場合、市川雷蔵版を観ていなかったら理解不能だったろう。山中貞雄によるとされる新撰組の立ち回りは評価できるが、やはりこれは完全版を観ない限り妥当な判断を下せまいと思われるのが悔やまれる。
(水那岐)
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