[コメント] 悼む人(2014/日)
人の死に対して(それが近しい人であればあるほど)悼み方(悼まれ方)は人それぞれ、といったところでしょうか? 正直ちょっと本作の理解に苦しみました。なにより石田ゆり子の役どころには嫌悪感しかわきませんでした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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いちばん理解に苦しむのが石田ゆり子の役回り。
確かにシェルターに逃げ込まなくてはならない程度のDV被害者はいらっしゃるのでしょう。
でも、石田ゆり子のような人は、まず「ひとりで生きてみる」ことを考えたほうがいい。
男(というか他人)に依存しない自分を確立してから人を好きになればいい、としか思えなかった。
あと、高良健吾の悼みに関して。
彼が亡くなった人が誰にどう愛されていたか、誰を愛していたかを聞き回っている描写がある。
赤の他人が故人の死を悼めるのか甚だ疑問だが、強いて言うなら、その行為こそが悼みでありあの訳のわからない行為を悼みと言うには理解に苦しむ。
観終わった後にモヤモヤする映画っていうのは、やはりデキが悪い映画なんじゃないだろうか。
少なからず読んできた本や観てきた映画の数から、自分の理解力が足りないから本作がよくわからなかったとは思えないし思いたくない。
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