[コメント] もうひとりの息子(2012/仏)
何というオプティミストぶりか。しかし映画という人々を踊らせ得るメディアにおいては、この馬鹿さ加減は絶対的に正しいのだ。若者たちが率先して人種の壁を崩し、頑なな大人たちの思考を解きほぐしてゆく風景を見せられれば、いい大人がレイシズムに走るこの日本の現状に中指をおったてる少年少女の登場は夢ではないと信じられる筈だ。ナチュラルな演出、演技のさせ方にも好感。
(水那岐)
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