[コメント] 人生、いろどり(2012/日)
冒頭部が示す農業にまつわる絶望の深さは『奇跡のリンゴ』の比ではない。「いろどり」を名乗っている通り、共時的にも通時的にも色彩設計に腐心して視覚的な画面を創作している。富司純子・中尾ミエがしっかり泣かせてくれるのもいい。現代日本映画の平均的制作規模の下ではこれが大衆娯楽作の理想形だ。
(3819695)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。