[コメント] キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男(2011/米)
マフィアたちの成り上がりと転落を、ロックをBGMにした乱痴気騒ぎや我の強いキャラなどスコセッシのようなタッチで描いているが、最近の彼よりよほど運動神経が良く軽快だ。縦構図や照明、一部妙に尺を長くとられたショットなど細部が充実。まともな爆破シーンを撮れず、室内場面において窓外を白く飛ばすしかない低予算ぶりを豊かさに変えている。スコセッシ好きは一見の価値アリ。
(赤い戦車)
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