[コメント] フランケンウィニー(2012/米)
2D吹替版。前作と本作でようやく復活したといえるが、短編版に有ったような「異端者の哀しみ」はもう展開する気がないのだろうか。しかし、これはこれで楽しいモンスター映画に仕上がっている。モノクロの画面設計に関しては現在最高の監督の一人であることを再確認できただけでも充分。『ガメラ』、『グレムリン』、『鳥』、『ジュラシック・パーク』・・・数々のオマージュに満ちた終盤の舞台は当然の如く遊園地だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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しかし他の子供たちのペットが皆ああいう目にあっておきながら、当のスパーキーだけ生き返って終わり、というのは釈然としない。また、車のヘッドライトの美しさも含めてラストは短編版の方が上だ。
バートンらしい毒は鳴りを潜めて随分マイルド。ファミリー向けに作られている印象は否めない。個人的には『ダーク・シャドウ』の破綻ぶりにこそ惹かれるものがある。
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