[コメント] アンノウン(2011/英=独=仏=米=日)
久しぶりの「してやられた感」。気持ちいい。さらに気持ちいいのは各種のベンツをガンガン壊してくれる事w 日本では高級車って言われてても母国では所詮大衆車ね、やっぱり。あと、MT車のシフト捌きが見ものでした。先に公開された『フォーガットン』にもこういう展開を期待してたんですけど、ねw
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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記憶が巡り巡って自分も暗殺者グループセクション15の一味だったと知るシーン。久しぶりの「してやられた」感で大満足でした。
しかも、真の標的はシャーダ王子の暗殺ではなくブレスラー教授ときた!
二重の驚きでした。
一介の植物学教授にしては車の運転が異常に巧いなぁとは思っていたのですが、そういう事でしたかっっっ!
『フォーガットン』と似たような展開で宇宙人が出てきたらどうしようかと不安で仕方なかったですが、納得の幕引きでした。
元東ドイツ秘密警察に属していたユルゲンが、「ロドリー・コール」と「ライプツィヒ」の名前と地名からなぜセクション15が関連しているか推察できたのかが謎ですが。
ただ、ミスを犯さないことで有名なセクション15のナンバー2と言われる彼が、空港でIDが入った鞄を置き忘れるようなミスをしてしまうとは!
そこが本作品最大の「引っ掛け」ですね。
冒頭で空港に到着した際のハリスとリズが「目的は学会での発表だけ?」「それで十分さ」というような軽口を叩いてたし、記憶の断片で「準備はできた?」と尋ねる黒髪のリズ・・・。散りばめられた情報も全てパズルのピースのように収まっていく見事な伏線。
お見事です。
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