はっ。　夢か･･･

さて、ある意味これはスポ根サクセスストーリーなんでしょうね。 「黒鳥」の演技を完璧なものにするため(?)に、 夜遊びするわ一人遊びもするわグレるわクスリもキメちゃうわ人も殺しちゃうわ。 そして堕ちるとこまで堕ちたとき、華麗なるブラック・スワンとして昇華する･･･

はっ。　幻覚か･･･

さて、ある意味これは正統派ホラー映画なんでしょうね。 怪物や幽霊なんて出やしないけれど、病んでしまってる主人公が「何を見るかわからない状態」を、ホラー映画特有の「でるぞ・・・でるぞ・・・」演出として使ってるもんだから、終始ハラハラします。映像もほぼバストアップや主観視点なのもイヤらしい･･･

はっ。

･･･まぁ、よく考えるとかなりストレートなサイコホラーな気もするし、 『赤い靴』を彷彿させるような物語で、革新的ってわけでもない気がする。 しかし、予備知識も無く漫画の『ガラスの靴』みたいなドロドロしたドラマなのかなーと半端な気持ちで鑑賞したらボコボコにノックアウトされてしまったので良しとします。

「完璧」でしたね、ナタリー！