[コメント] 日本の悲劇(1953/日)
何ともやりきれない後味が残りました
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最後の佐田啓二のセリフがまた無情でなんともまあ・・・・ 。
生きていくためには自分を育ててくれた親をも捨て、男や金持ちの許に走る・・・・。これは、まさに敗戦によって過去を捨て去り、アメリカの傘下で生まれ変わろうとしていた当時の日本の姿そのもののように思えます。
正直言って、この子供たちは薄情でひどいし、母親は本当に可哀想です。でも、あれだけ支配欲が強いと子供たちが逃げたくなる気持ちもわからないではないですね。
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