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[コメント] 愛の泉(1954/米)

イタリアって言葉が分からなければ楽しいところに違いありません。りかちゅはなまじ喋れるばかりに人種差別で嫌な思いをしました。りかちゅの最初で最後のイタリア旅行は北イタリア縦断でした。南は怖いと父に言われたからですが、北も充分怖かったです。因みにマンコはイタリア語で足りない、ペルは〜の為に、と言う意味です。
りかちゅ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







当時ハワイが日本人の憧れだったように、アメリカ人の憧れはイタリアだったというのはこの頃乱造されたイタリアロケの映画の数を見れば分かります。マクナマラのシンデレラストーリーも、本当だったら夫の浮気に悩まされる一生でしょう。乞食が一人も居ないのも不思議です。それでもこの作品が光沢で輝いているのは、すべての夢見る男女に訴えかけるピンク色のオーラに包まれているから。後ろを向いてコインを投げる、願いがかなう。そんなロマンチックな要素が当時のアメリカ人、日本人の胸に深く刻み込まれたのでしょう。十年前にテレビで見ましたが、主題歌がとても素敵でした。

(評価:★4)

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