[コメント] 告白(2010/日)
虚構とリアル。ミスリードと見せかけて仕込む罠、尖った映像。唸り頭を抱えた。
新任教師の能天気ぶり然り、こちらの機体とは裏腹に早々に舞台から消える女教師といい、そして土足で体育館に現れるその彼女といい、それはリアルであって、虚構である。そのギリギリをとても上手い演出と映像で纏め上げ、グイグイと惹き込まれた1時間半でした。
万人が万人(たとえば1年に1回、ハリウッド大作やTVドラマのスピンオフ映画を観に来るような層にも)に受け入れられる作品ではないと思いますが、骨太なエンタテイメントとして闘える作品を残しましたね、中島哲也監督。
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