[コメント] 南極料理人(2009/日)
お守りに娘の乳歯を持つ西村料理人、ラーメン大好きタイチョーさん、寂しさで長距離電話をかける兄やん、自転車大好きな破天荒ドクター、不味い唐揚げ、そして、ビーチバレー。それら複数のエピソードや小道具が、伏線となり上手くエピローグへと繋ぎ合っていく様は、いかにも映画的で良く出来たシナリオだと思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ハンバーガーを頬張る食事シーンで終わるラストカットもいい。色んなエピソードの積み重ねの作品なので、最後に、料理シーンがメインテーマだったと強く思い出させてくれる。 お父さんの赴任地を地球儀で探し、一番真下だと判り笑い転げる奥さんと娘さんが、なんか微笑ましい。いい家族だな、と。
しかし、孤独で過酷な僻地なんでしょうが、、、食べ物だけは豪華なもの食べています! そんな豪華な食事よりも、ラーメンに恋焦がれたり、ハンバーガーを食べて上手いと感じるところが実にユニーク。
実際、海外出張をした際に、土産でカップラーメンを大量に持っていくと駐在員に大喜びされたことや、駐在員同志でラーメン店がどこどこにある、という情報交換で盛り上がっていたこと、思い出しました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。