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[コメント] 96時間(2008/仏)

「(子供の為に忠告している)とーちゃん(かーちゃん)の言うことを聞かないとどうなるか」を口煩く言わなくても済む、なんて素晴らしくて楽しい映画。激しく死んだりドンパチやっていても、やればやるだけ「ほーらね、あんなに酷いことになるでしょ」と(心の中で)言えるっていう。ちなみにPG12。
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**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







*以下ちょっと『24』のネタバレもあるかも

なにしろリーアム・ニーソンの娘の友達が、外国で出会って間もない男と「寝るかもー♪」とか言って調子こいていたり、いとこが実は留守だと黙っていたり嘘をついたり、そういう親が心配するような事をした挙句、売り飛ばされて薬漬けにされて死んでしまう。あの死に顔もひどい(笑)。なんて分かりやすい。心の中で「ほーらね、ほーらね!」と思いながら黙って観ている私たち親。それはもう、教訓のための童話や御伽噺のように良く出来た映画だし、めちゃめちゃ親の視線です。毎年娘の誕生日ごとに写真を一枚ずつアルバムに貼って眺めるとーちゃんの気持ちが分かるか。(子供たちよ)。

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それから一家で『24』にハマったので、何かと「膝を撃て!」というヤジが飛ぶ我が家ですが

リーアム・ニーソンが元同僚の家に押しかけて行き、揉めて奥さんの腕を撃つシーン(ああいうシチュエーションで奥さんや人質を軽く撃ち、敵があっけにとられている隙にやっつけるジャック・バウアー)と

・最後、敵に娘を人質に取られたニーソンが軽く額を撃ち抜いて終了のシーン(これもまた24にありがち)

が、「爆笑と拍手」で一番盛り上がった。「お前はジャックか!」と突っ込むシーンが多い。評価は★4か5か迷ったけれど、★5で。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)おーい粗茶[*]

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