[コメント] チョコレート・ファイター(2008/タイ)
最初はこんなもんかと思っていた少女のアクションが、物語的な盛り上がりと共にどんどん高難度高危険度になっていくのが素晴らしい。少女が鉄棒を持つ瞬間、或いは終盤の横の運動から縦の運動への鮮やかな変貌、肉体だけでなく銃を使ったアクションにも手を抜かず、阿部寛と母親の並んで歩く足元を映した1ショットで関係を理解させる。映画の熱を高めるとはこういうこと。高速度撮影がなければなお良かったのだが。
(赤い戦車)
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