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[コメント] チェ 39歳 別れの手紙(2008/米=仏=スペイン)

「28歳」と続けて鑑賞。終盤近く、ある山村で子どもたちと楽しそうに写真を撮っているシーンがある。その時の「無邪気な笑顔」にドキリとさせられた。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画を見るにあたって、「とにかく映画として楽しもう!」と決めてから「28歳」と二本続けて鑑賞した。もちろん「楽しい映画」ではないことは百も承知で。

夜勤明けという、厳しい体調の中で見たことは後悔したが、二本続けてみて正解だったと思う(休憩含め約5時間)。

感想らしい感想の無い「28歳」と違い、「39歳」は「映画として楽しむ」ことが出来たと思う。「39歳」のための「28歳」だったのでは?と強く感じる。もっと「伝説の人物について、こう感じた」とかあまり深く考えずに、ありのままに見て、感じた。それで私には十分だ。

で、上述の「写真を撮るシーン」。「28歳」を含めて、それまで見たことも無いような「心からの笑顔」。苦しい状況下であったからこその、心温まる一瞬。もう一つ、拘束されてから、若いボリビア兵士との会話。本筋とは全く関係の無いと思われるこれらのシーンを見ただけで、この2作を見てよかったと思えてくる。

余談だが、デルトロ以外、あまり知らない俳優さんたちがずらりと並ぶ中、ルー・ダイヤモンド・フィリップスの顔を見つけて、なぜだかホッとした。それともう一人、なんかマット・デイモンみたいな顔の奴がいるなぁ、と思っていたら、まさかの本人だった。「オーシャンズ・シリーズ」みたいな「人脈自慢映画」とは違うぞ!と思っていただけに、逆にガッカリした。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)おーい粗茶[*]

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