[コメント] 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇(2008/日)
グレンラガンは問う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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豚の大群に乗り込みクロスカウンターを決め込んだジョーヤブキは燃え尽きた! 自らの高みに達して。
豚の大群に乗り込みクロスカウンターを決め込んだ漢・カミナは燃え尽きた! 一人の男を地上に残して。
物語初め、この物語の軸はカミナだ。 彼がシモンを勇気づけ、彼が大グレン団を発足させ、彼が戦いの決意を固める。 軸が失われたのだから彼の死で登場人物たちの調子が狂うのも当然と言える。
彼を失い、
居もしない亡霊に取り付かれるシモン。 「アニキならこうする!アニキならッ……!!」
自分を保とうとするが、恋人の死のショックからその調子がほつれてしまうヨーコ。 「100倍返しって言ったじゃないッ…!」
ただただ、問いかけるニア。 「ニンゲンって、何ですか?」 「私は…私は、何?」
彼ら3人の出した答えは何なのか? 本作のテーマはズバリそれだ。 大切な人を無くし、彼らはどのような道を選んだか。 王道の道を行き、 単純明快なありふれれたストーリー。 しかし、長年人々に求められ続けてきた“王道”だからこそ、人間らしいのではないだろうか。
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