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[コメント] おくりびと(2008/日)

押すところは押し、引くところは引く。語らずに見せ、聞かせずに響かせる。泣かせ、そして笑わせ(これは意外だった)。脚本と映像のシンフォニーが絶妙。あの『壬生義士伝』と同じ監督とは。
chilidog

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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長尺とはいえ、それを感じさせない物語。泣きの足し算のみで押し通したあの『壬生義士伝』と同じ監督とは。劇中の納棺師のような絵捌きでした。

ただ、クリスマスに主人公が奏でるアヴェマリアのチェロの調べに覆いかぶさるアレンジ。これだけはいただけないなあ。ちょっと安っぽい。たとえそれが回想シーンへの入り口の「記号」だったとしても。そこだけ引っかかりました。ホント、他が見事だっただけに残念。山崎努とか吉行和子 とかグイグイ惹き込まれるし。山田辰夫だよ?反則に近いよ。え、奥さん?ウ〜ン。まあ誰がやっても難しかったかもね。

ええ、帰りはケン●ッキーへ直行しましたとも!むしゃぶりつきましたとも!

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ぐ〜たらだんな[*] 水那岐[*]

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