[コメント] インクレディブル・ハルク(2008/米)
本当にティム・ロスって作品に恵まれないっていうか、作品選びが下手っていうか…。せっかく大作系に出るのに、あえてスベりそうなところ選んでこなくてもいいのに。
**ネタバレ注意**
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エドワード・ノートンだってそう。なぜこの作品に出なきゃいけなかったのか全く分からん。二人とも肝心の見せ場はCGで処理されちゃってるし、役者として、演じていて面白かったのかなという疑問が残る。だってCGとしての見せ場はそれなりに面白かったけど、肝心の生身の人間が出ているシーンでは心が捉まれるようなシーンがなかったんだもの。ただ、CGになってからの悪ハルクが若干猫背気味で、歩き方がティムにそっくりだったのが可愛かった。顔は全然違ったけど。
作品としても、ものすごく不完全燃焼。やるなら最後までキッチリ片をつけようよと思った。ハルク同士の争いはどうなったんだよ。ブロンスキーは結局その後どうなったんだよ。そこに落とし前もつけずに、もはや心は続編ですかといったラストが不愉快。途中放棄されたブロンスキーがあまりにも不憫だ。
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09.04.13記（09.04.11DVD鑑賞）
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