[コメント] エド・ウッド(1994/米)
なんと美しい泣き笑い映画だろう。この映画を見る限りでは、エド・ウッドは「なんとしても映画を完成させる」という才能だけは突出した人物だったようで、実はそれこそ映画監督にとって最も必要な能力ではないのか。という気にさせられてしまう凄い映画です、これは。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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マーティン・ランドー演じるベラ・ルゴシの生前最後の姿を収めたショットがスクリーンに映し出される瞬間は、ティム・バートンが映画(フィルム)の奇跡に触れた瞬間だ。画面手前にテレビに見入るジョニー・デップの横顔、画面奥のカーテンにクスリを打つランドーのシルエット、というショットも傑出している。ランドーが絡むシーンはすべてすばらしい。傑作。
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