[コメント] 団塊ボーイズ(2007/米)
定番の面白さがあるが、定番から外れられないもどかしさもある。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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心は少年の中年が、まるで少年のような冒険に出かけるというロードムービー。割と映画では定番の物語で、コミカル色を全面に押し出したどたばた喜劇で初めて、しっかり締める作風は普遍的な面白さがある。
もう壮年にさしかかろうとしていても、心は少年の中年の痛々しさを笑いつつ、自分自身を振り返ってしみじみすることを目的にしているのだと思われるのだが、ギャグがやや滑り気味なのと、「やっぱり仲間が良い」という無難なオチへと持ち込むのが観る前からわかっていたようなもので、作品そのものがとても無難なものになってしまった。新鮮な驚きの一切無い物語なので、キャラに思い入れがないと結構退屈。有名どころを揃えても私はこの作品で笑えなかったので、どうにも点数は低くなってしまう。
オチは意外と言えば意外だが、改めて思うと、やっぱり無難なところに落としたって印象でしかない。
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