[コメント] テラビシアにかける橋(2007/米)
これから先CG技術がどれほど進化するのか知らないけど、子供の想像力以上のものはない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ナ○ニア国」や「中○国」や「ホグ○ーツ魔法学校」を再現した作品にはないこの映画の意義は、「子供の想像した世界」が大前提となってること。 しかもその世界の創造者は小学校高学年の男の子と女の子。もう奇跡に近いくらい貴重な二人。そして『花とアリス』達以上に一瞬の光の中で生きてる。
レスリー(アナソフィア・ロブ)が死んだ後、テレビシアを駆け回るジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)に黒い影が追ってくる。私は、なぜだかわからないけど、ジェスにはまだ空想の世界が普通に見えていることが無性に悲しかった。二人で作った世界が、彼女の不在で見えなくなるパターンは分かるのだけど、その逆。なぜか無性に切なかった。(黒い影の正体もまた感動するし) 妹に引き継がれたテラビシア国。でもそのうち彼女も大きくなって飽きて、本や映画になって人に知られるわけでもなく、いつか本人も忘れてしまうのかもしれないけど。でもこんな世界に生きられる一瞬があることはどんなに尊いことなのかとか、人間には想像力があって良かったなど、素直に思えた。
アナソフィア・ロブちゃん、存在感は抜群だけど、時々『チャーリーとチョコレート工場』のブルーベリー少女に見えてしまう、あのニカッとした笑顔を見せられると違和感が・・ (08/02/6 劇場)
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