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[コメント] 二匹の牝犬(1964/日)

分裂事件直後で存続の危機にさらされていた文学座が資金稼ぎの為に杉村春子以外の座員全員が出演したと言う作品だが、そんな事より全編、小川真由美のオンパレ−ドで満腹。['07.9.29シネマヴェーラ渋谷]
直人

小川真由美緑魔子のキャットファイトのシーンは、小川を殺しかねない勢いで怖い怖い。引っ叩くシーンも、「ほんとに当たってるだろ?」って感じだし。しかも、物凄い強さで。

内容的には、溝口健二の『赤線地帯』のようでもあり、今村昌平の『にっぽん昆虫記』のようでもある。

渡辺祐介監督って、今村昌平の影響を受けてるんだろうか?

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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