[コメント] 憲兵とバラバラ死美人(1957/日)
凄まじいタイトルなのでグログロキッチュな悪趣味映画かと思いきや、端正な出来の探偵譚で驚かされる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それなりに面白く観られるんだけど、やっぱり翌年の中川信夫『憲兵と幽霊』の如き時代への批評性、劇映画としての風格、キャラクター描写には遠く及ばない。似たような予算と座組なのに、やっぱり中川信夫ってタダ者じゃないんだなと思う。
探偵役の憲兵は若きキリヤマ隊長(中山昭二)で、その知性と善性には安心感がある。天知茂は仙台の憲兵に拷問されて気の毒だった。
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