[コメント] Sad Movie サッド・ムービー(2005/韓国)
水彩画で描かれたさまざまな愛の終焉の風景画。いやあ、意外と良かったので涙ぼろぼろでした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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消防士との恋。けなげに生きている二人なのに別れは突然やってくる。相手への思いやりが深ければ深いほど神様は邪魔をしてしまう。
7人のこびとと白雪姫のぬいぐるみの人たちの人間への慈しみ、優しさ、連帯感は突き抜ける愛のいとおしさを感じる。人の心の触れ合いのいじらしさ、大切さを描いて名品。
もう終わっているはずの愛に気づかない男の悲しさを見つめた別れさせ屋という職業。アイデアもいいです。
入院がきっかけで母親と子供の絆が戻り始める二人。しかし、それもつかの間、死という断崖が家族の愛を断ち切ってしまう。子供の純粋さがたまらない。
この4つのエピソードがそれぞれ重なっているというのもいい構成で、韓国映画、こういう心の映画は本当に強い。秀作です。
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