[コメント] 真夜中の少女たち(2006/日)
同じクラスの少女たちのそれぞれの夜。好みはそれぞれだろうが、自分はホームレスたちと一緒に「渋谷かくれんぼ」をする高部あいの第1話の優しさが気に入っている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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やはりこの5人の中でも群を抜いて可愛いのが高部だ(断言)。だから無謀なわがままも笑って許せるし、イラストレーターの青年の真面目さに説得される彼女にも、うんうん、と素直に肯ける。
上堂薗と長谷部はちょっとヤンキー系入っているような少女たちだが、つっぱってはいても友人思いだし、根は優しいのがちゃんと見て取れるのが何とも嬉しい。
渋谷はちょっと厄介で強引な役どころ。他人事ではあっても、やっぱり17歳という大人でも子供でもない厄介な年頃の娘に食いつかれるのは怖い。
佐津川は…ちょっと可哀想だが津田寛治の悪役と見せかけて、の意外な正体に食われてしまった観がある。この役はちょっとオイシすぎた。
全体的には「一夜の重さ」を表現できたのが第一話くらいだったのが惜しかった印象あり。全体にこぢんまりとまとまってしまっている。奥田祐の音楽は情感あふれるメロディが素敵だった。
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