このシリーズって台詞が少なく絵（粘土）で見せるとこが魅力なんだから、前半の説明的な展開（＝台詞が多い）所は冗長だろう。後爆発シーンなどにＣＧが使われあれっ！？と思うシーンもあった。どうやらドリームワークスの思惑があったようで、メジャー化に伴う困難があるみたいだ。

とはいえ相変わらず陰影に富んだ映像は、単に子供向けに留まらない魅力を維持しており終盤の相変わらずの疾走感はさすが！というところだ。（グルミットとハンターの犬とのドッグファイトは最高！！！）

次回作は３０分の短編と６０分の中篇の２本立てで、じっくり作って欲しいところだ。

“グルミットォォォ〜、待ぁってるよぉぉぉ〜！”（欽ちゃん風に）