[コメント] 南極物語(2006/米)
物語自体は「さわやか」な印象。もっと厳しく、過酷だったはず。タロ・ジロの南極は(多分)。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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実はオリジナルは未見。今回の映画公開に先立ち、オリジナルがTV放映されてたけど、ラスト30分しか見ることが出来なかったから、それとの比較ができない。荻野目慶子の「♪愛のオーロラ」という歌だけ今でもはっきりと覚えてるけど。
で、オリジナル未見なので、そっちがどうだか判らないが、「矛盾」ばっかり気にしながらみていた。冒頭の1月・2月ぐらいはともかく、もう5月ごろには一日中「夜」なんじゃないの?南極って。それに、1月ごろの「夏」と、7月ごろの「冬」の南極の寒さ加減がまったく同じに見えた。「春まで近寄れない」とか作品中でいってたくせに、「真冬」に迎えに行ったことになる。誰も製作中に「それら」をツッこまなかったんだろうか?
だからせめて「春」まで待つんじゃないのなら、11月ごろに別れて、3月ぐらいに迎えに行くとかのほうが、「辻褄」はなんとか合うのでは?
と、まあ問題点はともかく、ほんとに「さらっ」とした映画。犬たちががんばったのは良く判ったけど、本当に過酷で厳しい南極の自然の中で「助け合った」のは良く判ったけど、「生き抜いた」気がしない。助かった犬の数も含めて。あと、「人間が助けに行った!」ってのも動物愛護的というか、ハリウッド的だよね、思いっきり。
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