[コメント] 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)
小津の無声映画。やはり最初は音がないというのは多少苛々。しかし、映画のリズムと共に、そろそろ字画面が出るなあって分ってくる。子供の頃の遊び・子供同士の関係など心象・生活スケッチが優秀。
何十年前のその頃を思い出してしまった。後半は家族・社会の話へと広がってゆくが、それも自然の展開。無声映画とは言え、それを忘れるぐらいいい映画だ。さすがとうならせる。
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