[コメント] 宇宙からの生命体 ブラッド・ラスト(1958/米)
スケールはB級映画の性ゆえかなり小さめだが、アイデア自体はもう少し評価されても思いますよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
「ブラッド・ラスト」=血の錆という名前こそ付いているが、その造形はまるでブロブやフローラモンスター(これ、分かる人いる?)のようであるし、宇宙から話が始まってSFめいた話が展開されるのかと思いきや、中盤からは奥さん探しのサスペンスになってしまう。しかし、だからといってこの映画をコテンパンにけなす気になれないのもまた事実で、一番の当事者が知らない間に騒ぎの根源を撒き散らし、気付いた頃にはそこら中にブラッド・ラストが蔓延していたという展開事態は悪くない。
アイデアだけ見れば『アンドロメダ…』や『アウトブレイク』の原点といえるものが詰まっている、拾い物のSF映画。この手の作品もいろいろ観てきたが、スケールで勝負出来ないB級作品としてはマトモな方だと思うんだけどなぁ……。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。