[コメント] 若い娘たち(1958/日)
俺なんぞカナ子(雪村)の持論に全く異議ナシなので本筋の日本的展開にはトホホの助なのだが、それにしても繰返しのツボを極めた演出が素晴らしい。5姉妹の3人を天上界へ既に送って(葬って?)、残りの2妹で物語は始まる。同じようには逝かんゾと抵抗する四女に絡む2人の友人。三つ巴かと思いきや(末妹も?)、1名は脱落。母親に飛び火!? 瓦解してゆくのか!?と思わせて最後には予定調和へ。
主調は繰返しているがただの繰返しではない。変奏に変奏を重ねて行く様は…ジャズだ!
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。