[コメント] ロッキー・ホラー・ショー(1975/英)
猥雑で低級なキワモノ作品ではあるがフリークス感覚に富んだキャラクターデザインは意義があるSO-SOミュージカル
キャラクターの強さだけでもこの映画の存在意義は十分である。あとは潤沢なコストとファンタスティックでイマジネーション豊かな監督さえ揃えば、もっと語られるべき傑作カルトムーヴィーとなったであろう。しかし、この映画の駄目な点はコストを集中すべき点をわきまえていないプロダクションの采配能力のなさにある。1カットでもコストをかけて映画のエスタブリッシングとなるようなスケールを提示しただけであとはどうにでもなりそうなものを、工夫が足りず、残念な結果となってしまっている。嘘をつくのが下手ならば、こういう大言壮語をものとしてはいけない。ティム・バートンにリメイクを願う。
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