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[コメント] 北の零年(2004/日)

零点。と言いたいところだが、赦してやろう。☆2.8点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







那須真知子に敬意を表してぼくも些か意味不明なコメントを。

豊川悦司が大根役者なのは間違いないのだが、免疫というのだろうか、そろそろこの顔とあの演技を見るのが楽しくなってきた。むかし彼がフランスの田舎道で「郵便局ハ何処デスカ?」をやり、現地人の言葉が当然全く解らない、という焼酎貴族トライアングルのCMがあって、ぼくは大好きだった。その観点からすると、この映画を視て、やはりトヨエツには「心優しく生真面目なピーピングトム」が似合うのだ、と確信したのであった。

思い返すと吉永が出てくるシーンは全て異次元であった。吉永の眼差しは宇宙人のそれだったからだろうか。村の牧場で吉永に続いて皆が鍬を振るい出すなどは、完全にミュージカルの構図でマジ実写というラストに相応しいスペクタクルであった。

今回は香川の極悪振りが少々ハナについたが、しかし新政府役人の馬前に飛び出すシーン(後ろ姿)の身のこなしを視て流石は香川どの、と感心した。

(評価:★3)

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