[コメント] 真実の瞬間〈とき〉(1991/仏=米)
理不尽な圧迫にたいして、胸をはって良心をつらぬく姿は美しい。その美しさは、未来につづく勇気をうみだす。
ハリウッドにとって、その時代背景がどうあれ、「恥部」とも言える「赤狩り」に対して、その非を正面から暴こうとする姿勢は注目に値する。
「過去に目を閉ざす者は、現在をも見失ってしまうだろう」これは、ワイツゼッカー元西独大統領が、ナチスの戦争犯罪を反省して述べた言葉だが、この作品を観て、真っ先に思い浮かべた言葉である。
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