[コメント] しびれくらげ(1970/日)
不自然なほど硬質で体温を感じさせないみどり(渥美マリ)と山崎(川津佑介)の台詞回しは空疎さの体現であり、堕落の象徴である父親(玉川良一)やヤクザ(田村亮・根岸明美)たちの世界にこそ温度を見出しているところが増村。
(ぽんしゅう)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |