[コメント] スウォーズマン 女神伝説の章(1991/香港)
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予告か何かは「これが最後の香港娯楽大活劇!」とか言ってた。
まさにその通りの馬鹿馬鹿大活劇。飛び回ってます。今日はいつもより余計に多く回っており〜っすって感じ。
とにかくとにかく、飛ぶ、跳ねる、飛ばす、貫く、ぶっ飛ばす(謎)
映像的にぶっ飛んでるのに、アクションが何か物足りない。やはりリー・リンチェイを主役(?)に据えておきながら生かしきれていないと言うか、もったいぶってる感じがあるからかな。
まぁ小説が原作らしいから、アクションが少ないのは仕方ないかもしれないけど。
しかし、それでも脚色かオリジナルのままかしらないがツイ・ハークのアイデアか何かは知らないが、恐れ入ります。『ドリフト』といい『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』といい、この人のイマジネーション力は一体どうなってるんでしょうか。クライマックスの城みたいなの破壊してるのなんて、香港だからできるんだい!って感じ。ハリウッドだったらCGまぜてもっと迫力があるかもしれないけど、やはりこれは香港。
空中殺法(?)のワイヤーアクションの冴えまくり、飛びまくり、跳ねまくり、「んなことありかよ!」ってモノをとばしまくる。
しかし、あの教祖(投獄されてた)はひでーな。あの馬鹿笑いはムカツクし、オチ(オチっていうのかわからんが、あのラスト)も大体読めてくる人間性。ムカツクったらありゃしない。
東方不敗の方が随分いい奴に見えてくる。しかも、彼(彼女)とリン(リンチェイ)との複雑な恋愛感情だとか、交錯してちょっち切ないというか、なんというか・・・
けど、なんでだろ。こんなに馬鹿馬鹿しく、「これぞ香港娯楽大活劇」の予告通りの映画だったのに、物足りなさが残るなんて・・・
リー・リンチェイ!もっと暴れてくれ!
けど、充分ハリウッドは越えてます(笑)
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