[コメント] グジラ(1998/米)
とにかく低予算。宇宙にまで舞台を広げておきながら、スケールはとてつもなく小さい。ストーリーは二の次と思いつつも、現に都市部でグジラが暴れているにもかかわらず逃げ惑ったり、抵抗したりする人がほぼいないに等しいまずさは拭いきれない。怪獣映画の醍醐味すら理解していない人間が怪獣映画を創るとこうなる、といった好例。
それにしても、異星人とは全く思えないエンタープライズ号の乗組員のような惑星警察、マントを翻すドクロのようなドゥーム卿と小人の下僕しかいない暗黒惑星はともに不要。なにせ、主人公たちとはなんの交流もなかったのだからね。海から現われた巨大生物のパニック映画で充分だったと思うよ。
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