[コメント] 記憶の旅人(1999/米) - 更新順 (1/1) -
コーミアの作風を充分に活かし、詩的に感覚的に描いた青春の物語。ゆえに作品全体に漂うトーンが重要な作品。きちきちっと脚本に具体性やドラマ性、リアリティを求める人には不向きかもしれない。 [review] (TOBBY) | [投票] | |
「記憶」とは何なのか?について考えさせられる映画だった。今後起こりうる問題でもあると思うし、少年の心情の変化を丁寧に積み重ねているのは好感が持てた。しかし、主題について、踏み込み不足の感があった。テーマがテーマだけに、鮮やかさには欠けるけれども、レイチェル・リー・クックの美しさは鮮やかで、十分過ぎるほど、記憶に残った。石膏のような人工美さえ感じる美。 (ことは) | [投票] |