[コメント] NOBODY(1994/日)
現代的病理を描くにあたり、余りにシンプルな構成が強度を付与している。心地良いまでに抑制された演技と描写。一方で活劇的オリジナリティもある。日常と非日常の境目は些細な切っ掛けで決壊する。そういう怖さをモチーフにして妥協がない。役者も揃ってる。
(けにろん)
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