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[コメント] ミッシング(2003/米)

演技派、ケイト・ブランシェット。今回はずいぶん大きな娘を持つ「母」役。実年齢35歳より、ずいぶん上の「老け役?」を軽くこなすのは、さすが。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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昔見た、ジョン・ウェイン主演の西部劇に、姉妹がインディアンにさらわれた映画があったから、てっきりリメイク?かとおもったら、違った。

あいかわらず、トミー・リー・ジョーンズは「追跡」するのが好きなようで、今回もとことん追跡します。名前を「トレイサー・ジョーンズ」とかに改名すれば?。しかし今回の「真似っこインディアン」が、結構サマになってる。設定としては「インディアンになった白人」だが、そのままインディアンでもいけたかも。

感心したのが、インディアンの言葉やスペイン語をちゃんと混ぜ、トミー・リーやブランシェットたちに会話をさせたこと。たとえば舞台が「イタリア」や「ロシア」のはずなのに英語ばかりしゃべる映画が多いから・・・。

姉リリー役のエヴァンちゃんが、『プラクティカル・マジック』では子供、去年の『シモーヌ』でもまだ少女のイメージだったのに、今回すっかり大人っぽくなっていたのには驚かされた。

で、アーロン・エッカートは、結構最近がんばってるのに、あんな風に「×××」になるなんて、無残。で、さらに無残なのがヴァル・キルマーの出番。

(評価:★4)

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