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[コメント] 七変化狸御殿(1954/日)

豪華なようでいて、それぞれの要素があちこち別の方向を向いているので、却って薄っぺらい印象。世界観が統一されていないというか。
華崎

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







肝心の美空ひばりの歌も、十分に生かされていたとは言いがたい。でも美空ひばりは、こんなに若いとき(当時17歳)からこんなに大人っぽい声だったんですね…。

最後も、せっかく王子さま(宮城千賀子)に見初められ、お城へ行くというのに、その馬車(これも結構しょぼい)の後ろ姿だけで終わりなんて、寂しい。豪華な結婚式で終わって欲しかった。

あと、初めて見た高田浩吉のスターオーラにびっくり。

(評価:★3)

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