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[コメント] ディボース・ショウ(2003/米)

これは、コーエン流の「訴訟社会風刺」?。実生活でも「訴訟女王」のキャサゼタらしい役柄か?
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







キャサゼタ、何かにつけ、訴訟しまくっているそうで、自宅の近所にある工場に出入りする工員たちが気に入らないそうで、工場閉鎖しろと訴えたそうで(当然敗訴。)、そのうち旦那のマイケル・ダグラスが、何かで訴えられるんじゃないかと心配(もっとも、今や彼女のほうが金持ちか?)。

しかし、「どんでん」多すぎると、最後はどうなったんだっけ?と今書き込みしてる段階で、忘れそうになったりする。

こだわりは感じる。サイモン&ガーファンクルの選曲も心憎いし、汽車ポッポのコテコテも好きだ。でも、なんだか「あんたたち、死ぬまで好きにやってなさい!」って気分になってしまう。金が有り余ってる連中のマネーゲームの印象。思うに、コーエン兄弟映画というよりは、クルーニー&ソダーバーグ系の人脈映画に見えてくる(キャサゼタは『トラフィック』つながり)。

豪華キャスティングの割りに、アメリカでの興行成績も今ひとつだったらしく、見て納得。

で、なぜにジェフリー・ラッシュはあんなところで寝そべってるの?(敗訴したからにしても、ひどすぎる)。

(評価:★3)

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