[コメント] 卒業(2002/日)
女子学生(内山)と教員(堤)とその恋人(夏川)の三角関係かと思いきや、「内山−堤」「堤−夏川」のラインだけが描かれ「内山−夏川」が切れているために、多面性を欠く物語になってしまった。[シャンテ・シネ3]
無駄な動きやセリフを切り詰めて淡々と話を運ぶ演出は『ココニイルコト』から引き続いているようで良い。
ただ、大学生活の描写については、親類に大学関係者がいるので「んなワケねェだろ!」という点がいくつも目についてしまうのです。お前ら図書館の中ではもっと静かにしろとか、専任講師のクビはそんなに簡単に切れないぞとか、そもそもこんなトロイ男が大学教員になれるはずないじゃんとか。
しかしそれにしても、彼女はどうしてこんな冴えない男に惚れたのかねえ。
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