というわけで以下、くだらない茶々。（ちなみに原作未読）

１．デミソールのあんまりなおバカぶりがお笑いの域に達していた。ドリフかよ。

２．あの状況で火口に先回りできたゴラムは凄い。彼は全編通じて常に元気に満ち溢れていたが、いったいあの岩山で何飲み食いしてたんだろう。ほんとはあのカロリーメイト好きだったんじゃないのか。

３．サルマン……。エンドクレジットでのイラストすらなしとは。ボロミアすらあったのに。

４．ミナスティリス城前での大決戦は凄まじいが　反動で、その後の展開がややたるく感じてしまう。レゴラス、黒の門攻略までに象を飼い慣らしてくれないと。

５．ナズグル最強と評判の人、そのわりに弱い。というか本来不死身のはずでは？　中の人がその日はたまたま別のアルバイトだったんだろうか。

６．前作の最後で死罪と言われてたわりに、普通に将軍続けてたファラミアだが、今作でのボロクソな扱いを見るに、いっそすんなり死罪になってた方がかえって良かった気も。最後は運良く救われたが、彼はあの後おそらく、アラゴルンとエオウィンにコンプレックスを抱き続けることになるだろう。

７．「サウロン＋指輪→最強最悪」となるのは分かるが、なぜ「指輪崩壊→モルドールも丸ごと崩壊」となるのかが判らない。サウロン、指輪に魂込めすぎ。

８．あんな溶岩のまっただ中にいたら普通、溶岩そのものに触らなくても蒸し焼きになるぞ。ホビットの皮膚は足の裏以外もカチカチなのだろうか。

９．いつの間にエルフとドワーフとの間に「友情」と呼べるほどのものが培われたのか謎。倒した敵の数を最後まで競い合ったりして、ライバル心剥き出しだったが。

10．もしこれがＲＰＧで自分がアラゴルンだったら、ラストの選択肢で「馬の顔をした姫を選びますか？」に「はい」とは答えない。いや顔は冗談としても、少なくとも劇中では、女性としての魅力はエオウィンの方がずっと上に描かれていた。食事は吐くほど不味いようだが。

11．長い。大画面で見るべき作品ではあるのだけど、映画館で座ったまま３時間半ぶっ続けで見るのはやはり体力を消耗してしまう。このクオリティ保ったまま、半年くらいのテレビドラマとして見せてくれないものか。夢のまた夢だとは思うが。