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[コメント] スラバヤ殿下(1955/日)

楽屋で逡巡する森繁兄の心理状態に割かれる不自然な尺が、恥辱の準拠点になっているのだろう。恥に対する抗いから秘匿された自分の欲望を見出す段取りが森繁歌謡ショーに伝播して、その恥かしさ=うれしさを増幅していると思う。
(★4 disjunctive)

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