極悪非道な女オーナーの悪質すぎる嫌がらせに、主人公も不正でお返し！なんでもありの「『キャノンボール』状態」の末、見事ル・マン２４時間耐久を制覇し大団円・・・「まあ、一日中走ってりゃ、いろんなことあるわな」と実感する映画。

お願いだから、お前ら。どっかの荒野でマッチレースして決着をつけてくれ。

と言いつつ、公道をランデブーしながらＧＳでハイオク満タン。パイロンを吹っ飛ばしながらサーキットに突っ込んでくるシーンには、胸に秘める「男の子」をくすぐられずはいられない。

いい男、いい女、カッコイイ車盛りだくさん。おなじみベッソン印のバカ脚本も、フレンチなドレッシングをかければ、強引にスタイリッシュに見えてしまうという法則はこの映画でも健在。

なんかマガジンに載ってそうな話だなって思ってたら、フランスの漫画が原作なんですね。あの程度で国民的人気なら楠・しげの両先生チャンスですよ〜！